自分の人生に責任を持つということ。
まだ、同僚には異動は伝わっていない。
これまでと変わらず接している。
○○くんが保守で困らないように、なんて笑って話したりすることもあるけど、その○○が実は、異動を決定しているという事実。
びっくりするだろうな。
ふざけんなって思うだろうな。
思えば、人に批判される選択、決断というものを、これまで取ったことはほとんどなかった気がする。
細かなことはあるけど、こういう大きなことは。
でも、どんなに周囲の顔をうかがって生きたって、結局、彼らは、私の人生には何の責任も負っていない。影響を与える力があるものもいる。でも、責任を負っているわけではない。
家族とは違うんだ。やっぱり。
所詮、仕事における責任を負ってるに過ぎないんだ。
自分の人生は、自分が責任を持って舵取りしていかないといけないんだ。
今回の異動には単に、土地を移動する、仕事を楽にするということ以上に、ただ会社の指示のもと経験を積むのではなく、自分の人生に自身で自覚的に責任を持って決断する。その経験として、大きな価値があるのだと思う。
司法試験目指すという決断に向けての前哨戦だ。
ま、同僚に伝えるのはやっぱり憂鬱だけれど。